アルビレックス新潟シンガポールは、今季初めて3-5-2のフォーメーションを採用。GKにはアビスパ福岡から新加入の笠川永太が今季公式戦初出場した。
序盤からボールを支配するのは、アルビレックス新潟シンガポール。14分、長崎健人のショートコーナーから地頭薗雅弥がミドルレンジから狙う。GKの前でワンバウンドしたシュートだったが、これはキャッチされる
29分、トップ下に入った稲葉修土の浮き球パスを三根和起が落とすと、最後は鎌田啓義が左足でボレーシュート。しかし、これはゴール左へ逸れる。31分、免田朋己の縦パスを鎌田啓義が落とすと稲葉修土が走りこみシュート。流れるような展開だったもののDFに阻まれる。
34分には右ウィングバックの矢澤がクロスを送ると中央で三根和起がDFと競り合う。こぼれたところを最後は長崎健人が右足で狙うがゴール左へ僅かに外れてしまう。40分、左サイド田中脩史のクロスを逆サイドから飛び込んだ矢澤忠晃がヘディングシュート。決定的なシーンだったが枠を越える。
アルビレックス新潟シンガポールの一方的な展開となった前半戦、45分についに均衡が破れる。左からのCKをキッカーの長崎健人が中央へ送る。するとニアサイドに飛び込んだ免田朋己がヘディングで叩き込みゴール。免田の公式戦初ゴールでアルビレックス新潟シンガポールが先制する。