
セビージャは前節のスポルティング・ヒホン戦をドローで終え、連勝が3でストップした。これにより首位レアル・マドリードとは勝ち点3差がついてしまった。それでも2日に行われたチャンピオンズリーグではディナモ・ザグレブを4-0で一蹴。公式戦では7試合無敗が続いている。一方、バルセロナはスペイン代表DFジェラール・ピケや同DFジョルディ・アルバ、同MFアンドレス・イニエスタら負傷者を多く抱えている。前節のグラナダ戦こそ辛くも勝利を手にしたが、1日に行われたチャンピオンズリーグのマンチェスター・C戦を1-3で落とすなど、苦しい戦いを強いられている。
スコアが動いたのは15分。セビージャがカウンターからパブロ・サラビアが左サイドへスルーパスを送ると、バルセロナのセルジ・ロベルトがこれをカットできずに後ろに流してしまう。抜け出したビトーロがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンとの一対一を制し、ゴール右に決めて先制に成功した。
その後もカウンターからチャンスを作るセビージャ。29分には左サイドに抜け出したルシアーノ・ビエットが斜めの浮き球パスを供給。ゴール前で完全にフリーになったサラビアはシュートではなく、アウトサイドでパスを選択してしまい、シュートにはつながらなかった。33分にはエリア内右でサラビアからパスを受けたビエットが、角度のないところからシュートを狙ったが、惜しくもゴール左に外れてしまった。