
フィオレンティーナの主将DFダヴィデ・アストーリが逝去したことで延期となっていた第27節の“ミラノ・ダービー”。試合は先にミランがチャンスを迎えた。22分、左サイドからのFKでハカン・チャルハノールがゴールへ向かう絶妙なボールを送るが、これはGKサミール・ハンダノヴィッチの好セーブに阻まれる。
対するインテルは38分、マウロ・イカルディがアントニオ・カンドレーヴァのスルーパスで抜け出して右足シュートを沈めたが、ビデオ判定の結果、オフサイドの判定でノーゴールとなった。
後半に入ってインテルは56分、エリア内右に抜けたカンドレーヴァの折り返しを、中央フリーのイカルディが右足で合わせたが、痛恨のシュートミスで枠を捉えられない。65分にエリア内左へ抜け出したイヴァン・ペリシッチの鋭いクロスは、GKジャンルイジ・ドンナルンマに阻まれ、ゴールにはつながらなかった
ミランは68分、フランク・ケシエが浮き球スルーパスを送ると、エリア内でDFの裏を抜け出したパトリック・クトローネがバイシクルシュートでゴール右隅に流し込むが、これもオフサイドの判定で今度はミランがゴールを認められなかった。
インテルは後半アディショナルタイム3分、ゴール前に走り込んだイカルディが、右サイドからのクロスに足を懸命に伸ばして合わせるが、枠を捉えず。試合はこのままタイムアップを迎え、通算221試合目の“ミラノ・ダービー”はスコアレスドローで終わった。
ミランは8日の第31節でサッスオーロをホームに迎え、インテルは同日にトリノとのアウェイゲームに臨む。
【スコア】
ミラン 0-0 インテル
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