星稜の多彩な攻撃をシャットアウト…“情けない内容”でも「流経強し」

星稜の多彩な攻撃をシャットアウト…“情けない内容”でも「流経強し」
取材・文=本田好伸(提供:ストライカーデラックス編集部)

 両チームで最初のCKのチャンスだった。5分、芹田悠真のストレート系のクロスが右コーナーから中央へ送られると、走り込んだ関川郁万がドンピシャで合わせた。ファーサイドから動き始めて、味方のブロックを使いながらフリーになる動きは、「イメージどおり」と本人も振り返る会心の一撃だった。

 本田裕一郎監督も関川も芹田も、このシーンの感想を問われて「昨日は(CKが後半に)8本もあって決められなかった」と前置きした。それは、前年度の決勝でも活躍した関川を中心とするゴール前のセットプレーが彼らの強みの一つであり、絶対の自信を持っているフィニッシュパターンだからだ。2回戦では前半4本、後半8本のCKを得たものの、そこからの得点はゼロ。芹田には「危機感があった」。

 だからこそ、この1点は流経大柏の強さを改めて示すのに十分だった。

 それ以降、前半15分ごろまで流経大柏のペースで試合が進み、攻撃時に3-5-2で中盤に厚みを持たせたはずの星稜がラインを押し上げられない時間が続いていた。流経大柏の、ボールを失っても素早く回収に戻るプレスバックが効果を発揮して、リズムを形成していたのだ。

 しかし、星稜が20分ごろから4-4-2に移して、右サイドハーフの有馬大勢が前線に入って3トップになったり、トップ下で試合をコントロールできるようになってから、流れが変わり始めた。

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