レアル・マドリードへの移籍報道が過熱するチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールだが、チェルシーは高額な移籍金を要求する構えのようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が25日に伝えている。


 12日のプレミアリーグ最終節・レスター戦の後、アザールは「自分の考えは決断している」とチェルシー退団を示唆するコメントを残していた。5月29日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝戦(対アーセナル)がチェルシーでのラストマッチになると報じられていた。しかし、チェルシーはアザールのレアル・マドリード移籍に“待った”をかけているという。

 同メディアによると、レアル・マドリードはアザールとチェルシーの契約が残り1年となったことから、移籍金8800万ポンド(約122億3000万円)で獲得を狙っている模様。一方で、チェルシーは移籍金として1億3000万ポンド(約180億7000万円)を要求しているという。

 また、アザールはELの決勝戦後からベルギー代表に合流する6月4日までに、自身の去就について決断する可能性があるようだ。