パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティが、同僚のブラジル代表FWネイマールの去就に言及した。29日、フランスメディア『RMC Sport』が伝えた。


 今夏のPSG退団を希望しているとされるネイマールについては、スポーツ・ディレクターのレオナルド氏がオファー次第で放出を容認するスタンスを明確にしている。一方でトーマス・トゥヘル監督は、「どんな監督でもチームにネイマールがいて欲しいと思っている。私もそうだ。我々の一番のプランにはネイマールが含まれている」と同選手の残留を希望するコメントを出している。

 そんな中、ヴェラッティは同僚の去就についてコメントし、「もし選手が本当に退団を望んでいるのであれば、クラブはその選手を退団を認めざるを得ないだろう。もちろん、クラブが設定した条件を満たしていればの話だけどね。
それでも、退団したがっている選手を保有し続けるべきではないよ」と持論を展開した。

 また、同選手は「彼(=ネイマール)の口から直接、“退団を希望している”と聞いたことは一度もない。彼がクラブとどんな話し合いをしているのかも知らないよ。個人的には、彼には留まって欲しいけどね」とネイマールの退団希望が事実かは知らないとした。

 ネイマールは現在PSGのプレシーズンツアーに帯同しているが、30日に蘇州でシドニーFCと対戦するメンバーには含まれていない。コパ・アメリカ前の親善試合で足首を負傷したことを受けて、深圳のベースキャンプで別途調整を行なっている。