飛行機事故で死亡のサラ 墜落前に一酸化炭素中毒か、血液から高濃度で検出

記事まとめ

  • 飛行機墜落事故で死亡したエミリアーノ・サラが、高濃度の一酸化炭素にさらされていたことが判明。
  • 血液から、脳卒中や心臓発作を起こすレベルの一酸化炭素が検出されたという。
  • イギリス航空事故調査局は「一酸化炭素が機内に漏出した潜在的な方法を探る」とコメント。

飛行機事故で亡くなったサラ、墜落前に一酸化炭素中毒か

飛行機事故で亡くなったサラ、墜落前に一酸化炭素中毒か
 飛行機墜落事故で亡くなったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラが、高濃度の一酸化炭素にさらされていたことがわかった。イギリスメディア『BBC』が14日に報じた。

 サラは1月21日にナントからカーディフ・シティの移籍が決定し、ナント・アトランティック空港からカーディフへと向かっていたいたが、搭乗した小型飛行機がレーダーから姿を消して行方不明となった。警察による捜索は同24日に打ち切られたが、寄付やクラウドファンディング、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシ(バルセロナ)やFWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)らの支援によって捜索が再開され、2月3日に海底に沈む小型機が発見、同7日にサラの遺体が確認された。

 イギリス航空事故調査局(AAIB)の発表によると、毒物検査の結果、サラの血液中に脳卒中や心臓の発作、失神を引き起こすレベルの一酸化炭素が検出されたという。パイロットのデイヴィッド・アイボットソン氏はまだ発見されていないが、同様に高濃度の一酸化炭素にさらされている可能性があるようだ。

 AAIBは「低いレベルの一酸化炭素にさらされた場合は、眠気やめまいを引き起こしますが、今回のような高いレベルであれば、失神や命を落とす可能性があります。調査は幅広い分野で続けていきますが、特に一酸化炭素が機内に漏出した潜在的な方法を探ってきます」とコメントしている。

 サラの家族の弁護士は、「家族は飛行機の詳細な技術検査が必要だと信じている。家族や一般の人たちが、なぜ一酸化炭素が機内に入ってきたかを知る必要がある」と原因究明を求めた。

 この墜落事故は現在も捜査が続けられており、2020年はじめには調査結果が発表される予定だという。

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