ブンデスリーガ第6節が27日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトはアウェイでウニオン・ベルリンと対戦した。長谷部は開幕6試合連続で、鎌田は2試合ぶりに先発出場した。


 フランクフルトは16分、高い位置でバス・ドストがボールをカットすると、こぼれ球を拾ったアンドレ・シルヴァがペナルティエリア右に持ち上がったが、切り返しでもたつき、シュートに持ち込めず。42分にはA・シルヴァがヘディングシュートで狙うが、GKの好セーブに阻まれた。

 フランクフルトは後半立ち上がりの48分、中央の鎌田が左サイドへ展開すると、パスを受けたフィリップ・コスティッチがミドルシュート。GKセーブのこぼれ球をバス・ドストが押し込んで先制点を奪った。

 さらにフランクフルト62分、ジブリル・ソウが右サイドからクロスを上げると、A・シルヴァが頭で合わせて追加点。71分には、鎌田を下げてドミニク・コールを送り出す。


 一方のウニオンは72分にクリストファー・トリメルがミドルシュート、75分にはシェラルド・ベッカーがエリア手前中央で左足を振り抜いたが、どちらもGKケヴィン・トラップに防がれた。だが86分、ベッカーの折り返しをアンソニー・ウジャが右足ダイレクトで振り抜き、ゴール左隅に沈めて1点を返した。

 最後は1点差を死守したフランクフルトがリーグ戦3試合ぶりの勝利。敗れたウニオンは3連敗を喫した。なお、鎌田は71分までプレー。長谷部は6試合連続でフル出場した。


 次節、フランクフルトは10月6日にホームでFW大迫勇也が所属するブレーメンと、ウニオン・ベルリンは同日にアウェイでヴォルフスブルクと対戦する。

【スコア】
ウニオン・ベルリン 1-2 フランクフルト

【得点者】
0-1 48分 バス・ドスト(フランクフルト)
0-2 62分 アンドレ・シルヴァ(フランクフルト)
1-2 86分 アンソニー・ウジャ(ウニオン・ベルリン)