
試合は開始3分、南野がペナルティエリア前から右足でこの試合のファーストシュートでいきなり相手ゴールを脅かす。しかし先制したのはホームの欧州王者リヴァプール。9分、古巣対決のサディオ・マネがロベルト・フィルミーノとのワンツーでエリア左に抜け出し、右足シュートを沈めて先制点を挙げた。
攻勢を続けるリヴァプールは25分、トレント・アレクサンダー・アーノルドが右サイドから折り返し、攻め上がっていたアンドリュー・ロバートソンが合わせて追加点。2点ビハインドとなったザルツブルクは31分、南野がエリア左に抜け出して左足を振り抜いたが、シュートはGKアドリアンにセーブされた。
リヴァプールは36分、マネのクロスにフィルミーノが頭で合わせると、GKにセーブされだが、こぼれ球をモハメド・サラーが押し込んで3点目。一方のザルツブルクは39分、エリア左へ進入したファン・ヒチャンが、キックフェイントでフィルジル・ファン・ダイクをかわし、右足シュートを叩き込んで1点を返した。
2点ビハインドで折り返したザルツブルクは56分、左サイドのファン・ヒチャンがクロスを送ると、エリア右フリーの南野が右足ボレーシュートをゴール左隅に叩き込み、1点差に迫る。南野はCL初得点で今シーズン公式戦6点目となった。60分にはエリア右の南野が中央へ折り返すと、フリーのアーリング・ハーランドが合わせてゴール。勢いづくザルツブルクが南野の1ゴール1アシストで同点に追いついた。