過去4度とは異なるファイナル…J1王者のキーマンは?【ルヴァン杯決勝/川崎フロンターレ】

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「タイトルのかかったカップ戦」といえば、思い出すことがある。今年2月に行ったFUJI XEROX SUPER CUP 2019だ。

 天皇杯覇者である浦和レッズに1-0で勝利。「一発勝負に勝てない」と言われていたクラブの歴史を払拭したことも含め、試合後の谷口彰悟はシーズン終盤に生きてくる体験であると胸を張った。

「決勝戦のつもりでやろうと監督からは強く言われていました。次に繋がるという大会ではないですが、少なからず決勝戦のような雰囲気は味わえました。そこで勝ち切る大切さも勝ったことでわかりました。この経験が、今シーズンの10ヶ月後か9ヶ月後にも生きてくると感じています」

 谷口の予言通り、その舞台はやってきた。

準決勝で見せた“王者らしさ”

 JリーグYBCルヴァンカップ・ファイナル。

 川崎フロンターレにとっては、2年ぶりの決勝戦となる。準優勝に終わった前回の悔しさを知る選手たちも多く在籍しているが、この2シーズンでクラブはリーグ連覇を達成。キャプテンの小林悠を筆頭に、中村憲剛、家長昭博、谷口彰悟、大島僚太といったチームの骨格を担う選手たちは健在だ。

 決勝トーナメントから登場した今大会の勝ち上がりは、“鬼木フロンターレ”として成熟期を迎えつつあることを示したと言える。準々決勝では名古屋グランパスを1勝1分で退け、準決勝では鹿島アントラーズを撃破。特に鹿島戦では1stレグで試合巧者の難敵相手に逆転勝ちを収め、2ndレグでは隙を見せずに手堅く逃げ切るなど、王者らしい試合運びを見せた。

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