レアル・サラゴサに所属する日本代表MF香川真司が、スペインメディア『HERALDO』のインタビューに応えた。1日に同メディアが報じている。


 今年8月に以前から希望していたスペインのクラブに移籍した香川は、その理由を「僕の目的はスペインで新たな挑戦をすること。そのチャンスがサラゴサにあった」とコメント。他のクラブからのオファーもあったが、条件面での折り合いがつかず、交渉は破談になったようだ。

 同クラブに以前所属していた長谷川アーリアジャスール(名古屋)にもこのクラブについて尋ねたようで、「彼のおかげもあって、このクラブのことを知った状態で来れたよ」と、15歳からの旧友のアシストがあったことも明かした。

 近頃、コンディションの悪化等が懸念されている香川だが、スペインへの適応は「チームと同じように順調にスタートしたけど、今は苦しんでいるね。適応するために僕は努力が必要だね」と正直な胸の内を口にした。


 その一方で、「今がチームをこれまで以上に信じる時だと思う。まだまだ先は長いから、今は少し調子を落としていても昇格という目標は変わらないよ」と強く意気込んだ。