トッテナムに所属するイングランド代表DFダニー・ローズが契約満了後に同クラブを退団することを明言した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 現在29歳のローズは2007年にトッテナムへ加入後、ワトフォードやサンダーランドへのレンタル移籍を経て、2013年に復帰。今夏には移籍が濃厚となり、プレシーズンには帯同しなかったものの、交渉はまとまらず残留すると、今季はここまで公式戦11試合に出場している。

 今夏の騒動を振り返ったローズは「何が起きたかはほとんど明らかとなっていた。トッテナムの上にいる人たちがやりたいことをやろうとしていた」とコメントしつつ、2021年6月30日までとなっている現行契約満了まではトッテナムに留まる考えを明らかにした。

「これまで言ってきた通り、僕の契約は残り18カ月となっているが、この契約が満了するまでどこにも行くことはない。今年の夏にはダニエル・レヴィ(会長)からトッテナムでの新契約はないと言われた。
そのことに問題はない。僕はその決断を尊重している。前に進んでいくだけだ」

「18カ月の契約が終わった後にこのクラブを去るよ。1月に僕を売却しようと準備をしていると言われているが、そんなことは起こっていないと断言できる」