コーヒーの飲み過ぎで起こる病気。過労が招く「副腎疲労」とは

コーヒーの飲み過ぎで起こる病気。過労が招く「副腎疲労」とは
※写真はイメージです
 中年を襲う意外と知られていない病気のリスク。第6回のテーマは「副腎疲労」だ。

コーヒーを飲みすぎるのは副腎疲労!?

 働き方改革の恩恵も感じられず、相変わらず馬車馬のように働き続ける。すっかり“社畜”との自虐も定着し、慢性的な疲労や気分が晴れない日々を送ることにも慣れてしまった今日この頃。しかし、「そのしつこい疲れは、もしかしたら副腎疲労の可能性がある」と、宮澤賢史医師は指摘する。

「副腎疲労の場合、『朝起きられない』『食後に眠くなる』『一日中疲れが取れない』『性欲の低下』『うつ症状』など、日常生活の中でなかなか改善しない症状がみられます」

 では、副腎疲労とは具体的にどんな状態なのだろうか?

「副腎は腎臓の上部にある3センチほどの臓器です。副腎からはさまざまなホルモンが分泌されますが、その中でも重要なのが、ストレスを打ち消す作用がある『コルチゾール』。通常、ストレスが溜まると副腎がフル回転してコルチゾールを分泌することで緩和するのですが、ストレスフルな状態が継続することで、最終的にコルチゾールを分泌できなくなってしまった状態が副腎疲労です」

 宮澤医師は、副腎の疲れを計るバロメータとして次のものを挙げる。

「日常的にコーヒーや甘い物を過度に摂取している人は要注意です。慢性疲労に対して、体が手っ取り早く糖分を摂取しようとしている証拠。砂糖を摂取すると急激に血糖値が上がりますが、膵臓もインスリンを分泌し、反動で血糖値は急降下します。すると、また砂糖やカフェインに頼る。体は悲鳴を上げているのに、もはやコーヒーで動かされている状態です」

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