激安“町中華”はなぜ潰れない? 50年間値段を変えずに営業する店

激安“町中華”はなぜ潰れない? 50年間値段を変えずに営業する店
住宅街に店を構える「新京」
       
 安い、美味い、居心地がいいといった理由で人気を集める“町中華”。その中でも、驚くほど激安で営業を続けているお店がある。そうした店はなぜ潰れないのか、そしてその魅力とは?実際に食べにいき、理由を探る。

◆地元住民に愛されてこその町中華

 最初に紹介する「新京」は、西武池袋線の東長崎駅から徒歩10分ほど、練馬の住宅街の中にある。周囲には大きな施設があるわけでもないので「ついで」で訪れることは、ないといっていいだろう。

 古びた暖簾をくぐると80がらみの老夫婦が迎えてくれる。驚くべきはその値段。ラーメンがなんと300円だという。店主に安さのわけを尋ねると「儲けは考えてないからね」と笑う。その他のメニューも、令和の都内とは思えない安さが並ぶ。

「50年以上前にこの店をはじめて、それからずっと値段を変えてないだけだよ」という店主と会話をしつつ、筆者は「たんめん」(400円)を注文。カウンター5席とテーブルが2卓とこぢんまりした店内は、調理スペースも小さく、台所以上厨房未満といった風情。

 その中で存在感を放つ大鍋で炊かれているスープを、小さな鍋にわけてそこに野菜を投入して調理していく。驚いたのは、豚肉も注文が入ってからカットし、ニンニクもその場で切って入れるという手間のかけよう。

 7~8分で提供された「たんめん」は、豚肉やしいたけの他にも、ニンジンやピーマンなど彩り豊かな野菜もしっかり入っていて、到底400円だとは信じがたい。スープをすすると、鶏ガラと豚骨を毎日炊いているというこだわりの深い味わいで、しっかりと芯があるが、野菜の甘みによって角が立っていないまろやかさ。麺は白っぽい中細麺で、少しちぢれがありスープにもよく絡んでいる。量も申し分なく、満足感の中で完食。

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2020年10月20日のライフスタイル記事

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