
◆あの『ドンキーコング』は40周年!
まだまだ新型コロナウイルスが収まらず、不安なままスタートした2021年。今回のコラムは、ゲーム業界で今年「周年」を迎える主なソフトやハードをピックアップ。ゲームも歴史を積み重ねてきました。
◆アーケードゲーム50周年
1971年に、アメリカのノーラン・ブッシュネルさんが世界初のアーケード用ビデオゲーム『コンピュータースペース』を制作し、発売。遊園地向けの製品でしたが、操作が難しかったため人気が出ずに販売不振に終わりました。この失敗をバネにブッシュネルさんは世界初のゲーム会社「アタリ」を設立。次回作『ポン』が大ヒットし、ゲーム産業が花開いていくことになります。
◆任天堂『ドンキーコング』40周年
1981年、アーケードゲームとして任天堂の『ドンキーコング』がアメリカで発売され大ヒット。開発者は若き日の宮本茂さん。最初はポパイのゲームを作ろうとしていましたが変更になり、違うキャラを乗せようと生まれたのがドンキーコングとマリオだったとか。
◆エポック社「カセットビジョン」40周年
「カセットビジョン」は、1981年7月にエポック社から発売されたカセット式のテレビゲーム機。定価は1万3500円。同時発売タイトルは『きこりの与作』『ベースボール』。ファミコン登場前のゲーム機といえばこれでした。
◆シブサワ・コウ40周年
『信長の野望』の生みの親として知られるシブサワ・コウさんはコーエーテクモゲームス(旧・光栄)の名物プロデューサー。1981年の『川中島の合戦』がデビュー作で、40周年記念サイトも制作されています。