東海林のり子が肝に銘じる「リポーターとして伝えるべきこと、伏せるべきこと」

東海林のり子が肝に銘じる「リポーターとして伝えるべきこと、伏せるべきこと」
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―[職業・芸能リポーター]―

 昭和・平成を駆け抜けた「ワイドショー」はいまひとつの転換点を迎えている。ときに事件、事故、スキャンダルの現場に向かい、人々の喜怒哀楽を伝え、時代の節目に立ち会ってきたリポーターたちも、同時に新たなステージへと向かおうとしている。果たして芸能リポーターという仕事とは何だったのか? 令和のいま、当事者たちの証言をもとに紐解いていく――。

◆<東海林のり子・第2回>

 1980(昭和55)年11月29日に起きた「金属バット両親殺人事件」において、東海林のり子は真っ先に現場に駆けつけた。警察による規制線が張り巡らされる直前のことで、他局のリポーターは誰もいなかった。

 悲劇が起きた現場宅の状況を丹念に確認する。そこで見つけたのが「水玉模様のカーテン」だった。いや、それはカーテンに付着したおびただしい数の血痕だった。

 ――いち早く現場に到着すれば、誰も知らない発見ができる。

 このとき得た教訓は、その後も事件リポート取材において役に立つことになる。東海林が述懐する。

「でも、私はこのカーテンのことは番組内ではリポートしませんでした。事件の凶器は金属バットだということは、すでに視聴者も知っています。そこで、血痕で染まった水玉模様のカーテンを映して、それをリポートすることはあまりにも残酷だし、亡くなった方にも失礼だと思ったからです。リポーターとして、血痕のことをしゃべるべきなのか。それとも、あえて触れなくてよかったのか……。でも、私はそれでよかったのだと、今でも思っています」

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2021年5月14日のライフスタイル記事

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