総裁選で何が起きていたのか/倉山満の政局速報

 総裁選が決した。いったい、その裏で何が起きていたのか? 揺れ動いた日本の政局を、日本近現代史の専門家である憲政史家・倉山満氏が解説していきます(以下、倉山満氏による寄稿)。

◆「1回目で岸田1位もありうる」と言っていた人は何人いるか

 自民党総裁選が終わりました。果たして、「1回目で岸田1位もありうる」と言っていた人、何人いるのでしょう。

 私は言っていましたよ(笑)。(9月25日「倉山塾メルマガ」にて)

 今回の総裁選、ネットの素人さんは高市、テレビしか見ない一般人は河野、そして政治を知るプロは岸田、と言われていました。

 確かに今回の総裁選は蓋を開けてみるまで何が起きるかわからなかったので、非常にスリリングでしたが、これまでの経験則が通じない意表の展開だからこそ、基本を忠実におさえていた人が信頼できる言論をしていた、という結果になりました。

 ということで、総裁選で何が起きていたかを解説。

◆派閥の意向に従わない若手が多発。岸田派以外は自主投票に

 事の発端は、衆議院の任期満了が近づき、「菅総理では戦えない!」との空気が広がったこと。特に、選挙に弱い自民党の若手衆議院議員には死活問題。

 派閥の長老たちは「そうは言っても、コロナは誰がやっても同じだろ!」と若手に反発する状態。その長老たちも、安倍前首相&麻生財務大臣vs.二階幹事長の構図で、主導権争いを繰り広げ、こうした動きを収拾できずに菅首相は退陣に追い込まれました。
編集部おすすめ

当時の記事を読む

SPA!の記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ピックアップ

もっと読む

ライフスタイルニュースランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る
お買いものリンク