◆麻雀プロの“底辺プレーヤー”の日常

 どの世界にも“プロ”と呼ばれる人がいる。自称ではなく、誰かに認められた資格付きのプロなら「その道一本で稼いでいる」と認識する人が多いだろう。しかし、プロはプロでも、ジャンルによっては厳しい生活を強いられているケースもある。

 その顕著な例として挙げられるのが「麻雀プロ」の世界。最近では「Mリーグ」のような華やかな舞台ができたことで、麻雀自体のイメージアップしていることは間違いない。ただ、そんな舞台に立てるのは、約1000人もいる麻雀プロのうち、ほんのひと握りであり、その裏には雀荘で働く“底辺麻雀プロ”もいる。そういった駆け出し麻雀プロは、どういった生活を送り、日々の生計を立てているのだろう。

 話を伺ったのは、パチンコ雑誌のライターを経て麻雀プロへの道へと歩みだした白崎透さん(32)。自称“底辺麻雀プロ”の彼に、駆け出し麻雀プロの生活について話を聞くと、そのリアルな実態が窺えた。

◆副業禁止で「麻雀一本」での活動を決意

 前職の時から麻雀好きで、仕事関係の人達とも麻雀を嗜んでいたという白崎さん。趣味の一環から、プロの世界へ身を投じる決意をさせたものはなんだったのか。

「最初は誘われたのがきっかけです。先に麻雀プロとなったパチンコライター時代の先輩に、『一緒にやろうよ!』と声をかけてもらいました。元々麻雀は大好きですし、興味もあったので、やってみることにしたんです。