値上がり傾向の「金」いま買うと得?低迷するプラチナにも注目すべき理由
拡大する(全1枚)
 連日続く値上げのニュース。さまざまな商品価格が上がるなか、ただ指をくわえて見ていては家計が悪化するばかり。今こそ、堅実な投資で家計を守ろう! 賢者が’22年後半から期待できそうなコモディティ投資について紹介する。

◆金の長期上昇トレンドは続くのか

「インフレというのはモノの値段が上がること。金融市場でモノといえばコモディティです。コモディティ市場では過去、大きく上昇する『スーパーサイクル』を繰り返してきましたが、今は5回目のスーパーサイクルと見られます」

 そう解説するのはコモディティ投資に詳しい大橋ひろこ氏だ。コモディティといっても原油や金、大豆など銘柄はさまざま。今注目すべきは?

「大豆や小麦などは穀物なのでサイクルが短く、原油は値上がりすると需要が減るため長期的な上昇トレンドになりにくい。初心者なら金やプラチナでしょうか。金には通貨としての顔もあり、米ドルなど法定通貨の流通量が増えるにつれて値上がりしてきました。ライバルのビットコインがまだ信用を確立できておらず、金の長期上昇トレンドは変わらないでしょう」

◆水素社会へ向けた需要拡大にも期待できるプラチナ

 円安で価値が下がる円よりも金のほうが信頼できそう。

「金よりも希少性が高いのはプラチナ。’00年代には金よりも高価でしたが、欧州での排ガス不正問題で金だけでなくパラジウムにも逆転され低迷が続いています。

 ただ、高くなったパラジウムからプラチナへの代替が進んでおり、水素社会へ向けた需要拡大にも期待できる。プラチナが再び金やパラジウムを追い抜くのではないかと見ています」