関西テレビは1日、ピン芸の日本一を決める大会「R―1グランプリ2025」(決勝は来春開催予定)のエントリー受け付けを開始したことを発表した。

 「とにかく面白いピン芸」という1つの審査基準で、若手からベテランまでがしのぎを削る大会。

芸歴制限が廃止された前回大会は、過去最多の5457人がエントリーし、街裏ぴんくが王者に輝いた。街裏ぴんくは今年で芸歴20年を迎え「優勝してから半年以上が経(た)ちました。『街裏ぴんく全然テレビ出てないな。夢ないんか』と感じている方もいらっしゃるかと思いますが、ありがたいことに優勝きっかけで、以前とは比べ物にならない量のお仕事はいただいており(ラジオ、ライブのゲスト、営業などテレビ以外にもこの世の芸人仕事はたくさん存在します)この半年、なんやかんやで丸々一日休みの日は数えられるぐらいでした」と、優勝の恩恵をひしひしと感じている。

 また、給料は以前の約8倍ほどになり「僕はR―1に人生を救われています。R―1に夢はあると思います」とキッパリ。それでも「賞レースはいらない。違うやり方で有名になってやるよ」という方に向けて「分かります。その情熱は僕も持っていたし絶対に必要ですが、R―1決勝はゴールデン番組でネタをやらせてもらえる上に、おもろかったらちゃんとおもろいと審査員席にいらっしゃる先輩方から言ってもらえる素敵な場所だと思います。今年エントリーする皆様、予選ではがっつりウケるネタを、決勝に出られたら後悔しない好きなネタをやってください!!」と寄り添いつつ、エールを送った。

 11月1日からスタートする予選では、今大会から3回戦を新設。ネタ時間は1、2回戦2分、3回戦3分、準々決勝以降4分となる。

プロ・アマ、所属事務所の有無、芸歴は問わず、公式ホームページのエントリーフォームからのエントリー、R―1グランプリ2025事務局宛の郵送でエントリーできる。詳細は大会公式サイトhttps://www.r―1gp.com/で確認できる。

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