タレントの所ジョージがこのほど、都内で日本テレビ系「所さんの目がテン!」(日曜・前7時)の番組開始35周年を記念した記者会見に出席した。

 放送回数1700回を超える同番組は、1989年10月に放送開始。

35年を改めて振り返り「長いこと日本テレビで仕事をしているなと思いますね」と述べ「科学番組だから、僕も勉強になる。テレビって、ニュース性のあるものにしがみついちゃうと、そのニュースと一緒に終わっていくみたいなこともある。『目がテン!』らしく、これからもスタンダードな疑問が続くといいな」と満面の笑みを浮かべた。

 同番組は、里山再生をテーマに、人と自然のつながりを取り戻していく人気企画「かがくの里」などを放送してきた。同企画では、2年前から建築家・隈研吾さんが「かがくの里」の母屋を設計しているという。

 「隈さんの建物が建ったら、みんな全国から見にきたいと思いますよ! もしボロボロになったら、私が黙って移築します。『私が保管しなかったら誰がする?』っていう責任感があるからね」

 老若男女から愛されてきた秘けつを問われると「ゴールデン帯だと身構えるけど、午前中でちょうどいいんだと思う」と分析し「でも耳に入ってくるのは間違いなくいい情報を毎回言っている。それが魅力かな」と熟考しながら答えた。

 今後、いつまで番組を続けたいかについては「さすがに調子が悪くなったら辞めますよ」と笑顔で回答。「息絶え絶えで、見ている皆さんが心配になるようなくらいになってまではやりたくない(笑い)。でも、自分が笑えているうちは、やり続けますよ」と力強く語った。

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