阪神は13日、甲子園室内練習場会議室で「阪神タイガース・阪神甲子園球場暴力団等排除対策協議会 第23回総会」を行った。
兵庫県弁護士会民事介入暴力対策委員会、兵庫県警察本部、甲子園警察署、阪神タイガース、甲子園球場の職員らが出席。
参加した阪神・粟井一夫社長は「阪神タイガースは、今年、球団創設90周年を迎えました。この90年間、球団はファンと共に歩み続け、数々の感動的な瞬間を生み出してまいりました。そしてこの間に、暴力団排除に向けた取り組みを着実に進めてきたことも、球団の今日にまで至る歴史の上で重要な意義を持っており、これまで関係各所の皆様と一丸となり、暴力団の影響を排除するために尽力し、一定の成果を挙げてきたものと自負しております。しかしながら、現在も暴力団は生き残りをかけ資金源の確保に執念を燃やしており、いまだに我々の周囲に存在していることは否定できず、プロ野球界においては、依然として警戒を緩めることができない状況にあります。球団としては、これからも関係各所の皆様と協力し、監督、コーチ、選手、フロントスタッフに対し、暴力団の脅威についての認識を深め、毅然とした姿勢でそのような組織と一切関わることなく、引き続きお客様が安心して観戦でき、且つ選手がプレーに専念できる環境の提供を目指してまいる所存です」とコメントした。