カブスの今永昇太投手(31)と鈴木誠也外野手(30)が14日、東京ドームで行われる全体練習前に会見を行った。

 誠也は「眠いです。

でもすごく日本に来て盛り上がりを感じる。アメリカでは感じられなかったけど東京に来て実感がわいています。印象に残るようなプレーをしたい。少しプレッシャーもあって、打てないとたたかれると思うので不安もある。毎年ケガをしてチームを離れることがあるので、ケガなく万全な状態で1年を終えて、ワールドチャンピオンになれるようにしたい」と意気込んだ。

 今永は「非常に光栄な気持ちと同時に、これだけ注目されているのは過去にMLBに挑戦された先輩方の功績。だれにでも(開幕投手は)出来るわけではない。うれしく思います。(ドジャースは)気を抜かないように頑張ります」と話した。

 18日のドジャースとの開幕戦でメジャー2年目で初めて開幕投手を務めることがすでに発表されている今永。オープン戦は3試合に登板して1勝無敗、防御率5・73だった。メジャー4年目を迎える誠也は、新加入のタッカーとともにチームの主軸を担うことが確実。

オープン戦は11試合に出場して31打数6安打の打率1割9分4厘、1本塁打、6打点だった。

 ドジャースは18日の開幕戦で山本由伸投手(26)、19日の第2戦で佐々木朗希投手(23)が先発予定。大谷翔平投手(30)も「1番・指名打者」で出場することが確実視される。今永は昨季、大谷を5打数無安打と抑え込み、一方で誠也は昨季、山本に4打数無安打3三振と抑え込まれた。朗希と誠也は日米を通じて初対戦となる。

 カブスは15日に阪神、16日に巨人といずれも東京ドームでプレシーズンマッチが予定されている。

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