タレントで俳優のひょうろくが15日、2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(日曜・午後8時)に出演することが分かった。同日、NHKがひょうろくら7名の追加キャストを発表した。
横浜流星が主演を務める同作は、18世紀半ばの江戸を舞台に、出版界で名をはせる「蔦重」こと蔦屋重三郎の生涯を描く。今年1月5日に放送が開始され、この日までに15話が放送された。
ひょうろくが演じるのは松前藩の江戸家老・松前廣年。松前藩の繁栄のために尽力するが、心根の優しさがあだとなり、藩を揺るがしていく役柄。「廣年さんは江戸家老という身分が高い方で、凛としている部分がちゃんと出せたのか今も不安です」とコメント。吉原の大文字屋で花魁(おいらん)・誰袖(福原遥)と出会うシーンについては「撮影中”分かるなぁ。。”と他人事とは思えない切なさがありました」と振り返った。
大河ドラマ初出演を「初めてのカツラや久しぶりの髪の毛にドキドキで臨ませて頂きました」と回想。視聴者に向けて「色んなアドバイスを頂きながら自分なりに一生懸命演技させて頂いてますので是非ご覧になってください」と呼びかけた。
ひょうろくは2012年にお笑いコンビ「ジュウジマル」として芸能界デビュー。20年の解散後はタレントとしてTBS系「水曜日のダウンタウン」(水曜・午後10時)に出演し、一躍話題に。