大相撲春巡業が15日、東京・大田区で行われた。大関・大の里(二所ノ関)が小結・霧島(音羽山)らと12番取った。

最初は幕内・阿武剋(阿武松)に得意の右差しから寄り切った。「阿武剋は日体大時代から苦手。嫌な相手と稽古したかった」と意図を明かした。

 霧島には様々な攻め方を試したが、外掛けで倒されるなど4戦4敗だった。本場所では6勝0敗のお得意様に苦戦。「またしっかり稽古しないといけない」と引き締めた。土俵下では横綱・豊昇龍(立浪)と話す場面もあり、「たくさんアドバイスをもらった。無駄にしないようにしたい」と話した。

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