【巨人】山田龍聖が１軍初登板で１死満塁斬り　杉内俊哉投手チーフコーチ「よく粘りながら投げてくれた」
３回、無失点に抑えて笑顔の山田龍聖（カメラ・小林　泰斗） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　ソフトバンク５―２巨人（１０日・みずほペイペイドーム）

　巨人の山田龍聖投手が１軍初登板で３回４２球を投げて、２安打１失点の好投を見せた。

　先発・井上が危険球退場となって、０―１の２回、１死満塁のしびれる場面で登板が巡ってきた。

今宮を４球目、チェンジアップで引っかけて三ゴロ併殺。大ピンチを切り抜けると、３回は先頭・柳町に死球を与えながらも、近藤を遊ゴロ併殺、中村を二ゴロに打ち取った。

　２―１の４回も四球で走者を出しながら無失点。２―１の５回に１死一、三塁としたところで降板。交代した石川が近藤に同点の右前適時打を浴びて１失点となった。

　杉内俊哉投手チーフコーチは山田について「よく粘りながら投げてくれましたね。あのかたち、初登板だったから緊張したでしょうけど」と拍手を送り「開き直って投げるしかなかったからね、ああいうピッチングになると思うので。まだ細かいコントールはないから、真ん中めがけて投げてくれたらそれでいいですよ」と語った。

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