◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第10戦 日本6―0インドネシア(10日・市立吹田サッカースタジアム)
FIFAランク15位のサッカー日本代表はホームで、26年北中米W杯アジア最終予選の最後となる同123位のインドネシアと対戦し、6―0で完勝した。最終予選はC組で7勝2分け1敗とし、最終順位は1位。
森保一監督の試合後会見での主な一問一答は以下の通り。
―振り返って。
「オーストラリア戦に負けて連敗はできないという中で、このホームの試合、アジアの最終予選を絶対に勝って終わるんだと。我々を応援してくださっているサポーターと喜びを分かち合うということを、選手たちは強く思いながらプレーで表現してくれた。勝ったことはもちろん素晴らしく、選手たちのパフォーマンスも常にアグレッシブにゴールに向かっていくプレーが見られた。局面局面で粘り強さを出してくれて、勝利につなげてくれた。この試合に向けてだけでなく、今回7人の初招集、3月から大きくメンバーを替えて戦った中、これまで通りではなく、このチームで日々個の成長、チームとしての成長を毎日のトレーニングから、選手たちがチームのレベルアップのためにチャレンジしてくれたことが勝利につながった」
―経験が浅い選手を多く呼んだ中での手応え。
「我々のこれまでの戦いを踏まえて、これからを考えていく中で、この6月の活動をしてきた。コアメンバーと新戦力、再招集の選手の融合というよりも、再招集の選手はこれまで見させてもらった中、クラブでの経験を通してどれだけレベルアップしてきたのかということ、初招集の選手はどういうベースを持っていて、どういう武器を持っているかを見させてもらった。チームの戦術を理解してもらい、まずは個のところというところで、融合というより個々がチームの戦術の中でどれだけ力を見せてくれてくれるかを見たかった」
―予選を振り返って、チームづくりをしながら戦う中、計画通りに進んだか。
「計画通りか、というところはわかりませんが、大きな目標、夢を持って、目の前の一戦にベストを尽くしている。チームづくりにおいては、アジアの最終予選は簡単ではない。