◆明治安田J1リーグ ▽第20節 湘南1―2町田(14日・レモンガススタジアム平塚)
町田はアウェーで湘南と対戦し、2―1で勝利した。
町田は前半戦を終えて7勝4分8敗で負け越した。
湘南にはJ2時代を合わせて7試合で3分け4敗。通算でも1得点のみと苦手にしている。ホームの第12節(0●1)では後半アディショナルタイム(AT)に決勝点を許し、黒田剛監督就任以降初の3連敗も喫した。
雨の降る平塚で、そんな苦手な相手に一進一退の攻防を繰り広げる。すると、前半AT2分、MF下田北斗の右CKをFW藤尾翔太が頭で合わせる。相手GKと選手にそれぞれ当たるが、勢いそのままネットの中に吸い込まれた。
湘南は後半16分よりFW福田翔生を投入し、得点を奪いに行った。すると、福田がピッチに入ってからわずか38秒後、プレー再開からは21秒後に同点弾を許す。味方のロングパスに抜け出すと、飛び出してきたGK谷晃生を福田がかわす。そのままドリブルで進み、カバーに来たDF岡村大八もフェイントでかわし、ゴール右にシュートを沈められた。
しかし、後半38分に再びリードを奪う。FW西村拓真がエリア手前でフリーのFWナサンホにパスを出すと、エリア左からナサンホが冷静にゴール右に決めた。そのまま試合は終了。J2時代からの天敵相手に初白星を手にし、後半戦を好発進した。