◆明治安田J1リーグ▽第20節 鹿島1―1広島(14日・カシマ)
首位の鹿島と5位の広島との上位対決は1―1で引き分けた。
6月にベルギー1部シントトロイデンから新加入したDF小川諒也は、0―1の後半34分から左サイドバックでピッチに立った。
結果的にチームは後半アディショナル2分にセットプレーの流れからFWレオセアラが同点ゴールを決め、首位の底力を示して、1―1で引き分けに持ち込んだ。
新天地でのデビュー戦を終え、小川は「負けなかったこと、相手に勝ち点3を与えなかったことは、自分的には鹿島らしいなというか、鹿島の勝負強さを実感した試合でした。やっぱり1年間通して難しいゲームは絶対にあると思うし、そういった中で勝ち点1でも積み上げられたこと、勝ち点3を(相手に)与えなかったというところは、鹿島らしい、鹿島の勝負強さをすごく感じた」と振り返った。
ホームのカシマスタジアムでのプレーにも「いい雰囲気というか、人数も入っていますし、応援もすごく大きいというか、まとまりがあるので、すごく一体感が出るスタジアム」とうなずき、優勝を目指す後半戦の戦いに向けて「前半戦首位で折り返して、自分が入って勢いを失速させないように、もっとチームに勢いをもたらせられるように、自分の特長を生かしてプレーしたい」と強い覚悟を言葉に乗せた。