◆パ・リーグ 西武1―10日本ハム(16日・ベルーナD)
西武は6月8日・広島戦(マツダ)以来、今季4度目の2ケタ失点を喫して3連敗。今季最大7あった貯金がなくなり、4月28日以来の借金生活に突入した。
18被安打で10失点。投手陣が軒並み打ち込まれた。先発・渡辺勇太朗投手は4回11安打5失点(自責4)で6敗目。前回登板の9日・楽天戦(ベルーナD)を「右内転筋の張り」により2回で降板して以来、中6日での登板。初回2死一、三塁から4連打を浴び、31球を費やして一挙3失点。3回は二塁手・平沢の失策で先頭の出塁を許すと、続く石井の右中間フェンス直撃の打球を処理する際に、中堅手・西川が転倒。不運が重なりさらに2点を失った。
5回から2番手で登板した佐藤隼輔投手は、先頭の水野に右中間を破る三塁打えでいきなり出塁を許すと、1死三塁としてから3連打で2失点。3番手・田村伊知郎投手も3失点とリズムを作ることができなかった。
打線は安打で走者は出すものの本塁が遠い展開。3試合連続の1点止まりと投手陣を援護できなかった。