◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本―アルゼンチン(17日、千葉ポートアリーナ)

 第3セット(S)を取り返した日本は第4S、一進一退でスタート。6―6から長いラリーの末、主将・石川祐希(ペルージャ)がレフトかスパイクを決め、このS初の連続得点とした。

7―7から高橋藍(サントリー)が得点を奪うと、リベロ・小川智大(サントリー)が体を張ったサーブレシーブを受けると、石川が再びレフトから強烈な一本を決めた。

 高橋の力強いスパイクで13―10と点差を広げるも、16―16と追いつかれた。17―18となったところで石川に代え、富田将馬(大阪B)を投入。17―19から富田がレフトからスパイクを決めたが、20点目を先に奪われた。甲斐優斗(専大)が代わった直後にサービスエースを決め、20―20に。3連続得点で21―20と逆転。高橋がサービスエースでセットポイントを取ると、最後は宮浦がライトから決め、第3、4Sを連取。試合は勝負の第5Sへ突入した。

 ◆ネーションズリーグ 男子は1990年からのワールドリーグに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、2組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。開催国と上位7チームが決勝大会(30日~8月3日、中国・寧波)に進む。

昨年大会で日本は男女ともに銀メダルを獲得している。

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