◆ウエスタンリーグ くふうハヤテ0-3阪神(17日・ちゅ~るスタジアム清水)
くふうハヤテの佐藤宏樹投手(26)が阪神戦に先発し、4回無失点と好投した。チームは0―3で敗れ、2連敗で今季前半戦を終えた。
くふうハヤテの佐藤が、力投を見せた。前ソフトバンク育成出身で、最速151キロを誇る左腕は「今季に入って一番いい感覚で投げられた」と4回1安打投球。ここまで12試合に登板し、0勝5敗といまだ白星はついていないが、復活の兆しを見せた。
4月末にソフトバンク時代にも苦しんだ右腹斜筋に痛みが出た。腕を振り下ろす際の腹部のねじりに、投げ急ぎがちだった動作も見直し、1か月かけて投球フォームを修正。制球が安定し、この日は最速149キロもマークした。「(これまでは)試合を壊さないように投げていた。ただ球が走らないので変化球中心でした。今は直球がよくなり、7月から本来の状態に戻ってきた」と笑顔を見せた。
赤堀元之監督(55)も「良かった。