◆第19回全日本中学野球選手権(ジャイアンツカップ)東京予選 ▽第3代表決定戦 多摩川ボーイズ4―3江戸川南ボーイズ(7月13日・江戸川南ボーイズ八街グラウンド)※多摩川ボーイズは初出場
第19回全日本中学野球選手権大会・ジャイアンツカップ(G杯、8月11~17日・東京ドームほか)の地区予選が行われ、出場32チームが出そろった。13日に巨人U15ジュニアユースの多摩川ボーイズが2年生以下で江戸川南ボーイズを下し、東京第3代表として最後の出場枠をゲットした。
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わずかに届かなかった。2点を返し、1点差の7回1死満塁。2番・近藤陽太(3年)は二ゴロで一塁へ頭から飛び込んだ。「ゲッツー崩れだったら同点」の思いもむなしく併殺で試合終了。2年連続のG杯出場は夢と消えた。
高木樹主将(3年)は「エラーで失点したのがもったいなかった。自分たちの野球ができなかった」と振り返った。坂本直之監督(47)は「ここまで来られたけど、個々の能力で言えば、目いっぱいかな。でも夢を見せてあげたかった」と無念の表情。それでも「近藤で持っていたチームですから」とこの日2安打した主軸をかばった。
近藤は試合後、目を真っ赤にして「泣きました」とポツリ。