◎第3回兵庫ジュニア大会(7月12日・三木防災公園野球場) ◆中学生ジュニアの部 ▽決勝 大津瀬田ボーイズ3-2兵庫夙川ボーイズ

 最後のピンチを最小失点で切り抜け、大津瀬田ナインが歓喜に沸いた。「前の試合からギリギリだったが、めっちゃうれしい」。

湊主将は青空の下、さわやかな笑みを浮かべた。

 準々決勝は延長8回に、逆転サヨナラ勝ち。準決勝も逆転で勝ち上がった。決勝は初回、湊の三塁打から横下が先制打。3回は西村の左前打で勝ち越し。5回は、湊の適時二塁打で突き放した。3安打の南は「大振りになった部分もあったが、修正できた。初めての優勝なのでうれしい」と笑み。5回途中1失点の先発・内藤も「真っすぐが走っていたので押していけた。いろんな経験ができて成長できた」と汗をぬぐった。

 大会最優秀選手に選ばれた湊は「まさか自分がとれるとは」と喜ぶ一方、今後の目標は「関西秋季大会ベスト4に入り、(タイガースカップの)甲子園」と秋を見据えた。

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