幕下・碇潟、元高校横綱で埼玉栄高の先輩を破り３連勝「うれしい。圧力負けしないようにした」…新入幕・藤ノ川の弟
仕切りをする碇潟　（カメラ・馬場　秀則） 画像（1枚）

◆大相撲　▽名古屋場所６日目（１８日、ＩＧアリーナ）

　新入幕の藤ノ川（伊勢ノ海）の弟で、東幕下５４枚目・碇潟（伊勢ノ海）が、西幕下５７枚目・豪ノ湖（武隈）を押し倒して、無傷の３連勝とした。

　相手の豪ノ湖は元高校横綱で、埼玉栄高の２学年先輩。

兄・藤ノ川の同期にもあたる。高校時代は「力が違いすぎて稽古をしたことはなかった。遊びでやったくらい」と、これまでの手合わせはなかったという。「相手も真っ向勝負でくると思った。圧力負けしないようにした。圧力は強かったが、そこから自分も攻め返すことができた。（勝てて）うれしい」と振り返った。

　新幕下だった先場所は３連勝発進も、その後は４連敗で負け越したこともあり、「先場所はここから４連敗した。気持ちを切らさないようにいきたい」と、残り４番を見据えた。

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