NPBは18日、7月20日に行われる「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2025」(丸亀)に選出されていた巨人のドラフト1位・石塚裕惺内野手に代わって、育成の宇都宮葵星(きさら)内野手が新たに選手されたと発表した。
石塚の辞退の理由は「左TFCC損傷のため」としている。
石塚は3月に左手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、5月20日に2軍で実戦復帰。ここまで1軍出場はないが、イースタンでは36試合に出場して打率3割6厘、1本塁打、11打点をマークしていた。
宇都宮は50メートル走5秒9の快足を武器に、四国IL愛媛から23年育成ドラフト3位で入団。昨季は2軍で7試合の出場にとどまったが、今季は2軍で出場機会を増やし、ここまでイースタンでは44試合に出場して打率3割1分、1本塁打、7打点をマーク。支配下昇格期限となる7月末が迫る中でアピールを続けていた。