◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本0(21-25、23-25、26-28)3ブラジル(18日・千葉ポートアリーナ)

 1次リーグ(L)の最終第3週、男子千葉大会が行われ、世界ランク6位の日本は、同4位のブラジルにストレートで敗れた。7勝4敗となり、ファイナルラウンド進出決定は20日以降に持ち越された。

 第1セット、日本はアウトサイドヒッターに高橋藍(らん、サントリー)、富田将馬(大阪B)、ミドルブロッカーにエバデダン・ラリー(大阪B)、西本圭吾(広島T)、オポジットに宮浦健人(名古屋)、セッター、永露元稀(広島T)、リベロに小川智大(サントリー)でスタートした。石川祐希主将(ペルージャ)は右肩痛でメンバーから外れた。

 日本は宮浦の強烈なサーブなどで19―20と食い下がったが、高橋の意表をついたツーのバックアタックをブロックされたり、ブラジルの粘り強いつなぎからの攻撃を止められず、点差を広げられ、21―25で失った。

 第2セット、日本はブラジルの速攻を止められず、13―18とリードされた。西本のサーブや、途中出場の佐藤駿一郎(名古屋)のブロックなどで、2点差まで詰め寄ったが、ブラジルの強打を許すなどで、23―25で奪われた。

 第3セット、日本は第3セット途中から永露に代わり入った大宅真樹(日鉄堺)のトスワークがさえ、富田や甲斐雄斗(専大)のバックアタックなどで17―12とリード。だが、ブラジルのブロックで連続失点するなど、18―18の同点に追いつかれた。その後はジュースに持ち込んだが、26-28でこのセットも落とし、ストレートで敗れた。

 ◆ネーションズリーグ 男子は1990年からのワールドリーグに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、2組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。開催国と上位7チームが決勝大会(30日~8月3日、中国・寧波)に進む。

昨年大会で日本は男女ともに2位となった。

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