◆米大リーグ フィリーズ―エンゼルス(18日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)
フィリーズの指名打者K・シュワバーが18日(日本時間19日)、後半戦初戦となる本拠のエンゼルス戦で、第1打席で右越えの31号先制ソロを放った。32本でナ・リーグトップのドジャース大谷翔平投手に1本差に迫った。
エ軍先発ゼファジャンに対し、カウント1―1からの3球目、甘い直球をとらえると、右翼スタンドへ放り込んだ。
シュワバーは15日(同16日)のオールスターで史上初めて突入した延長戦の本塁打競争「スイングオフ」にナ・リーグ3人の出場選手に起用。3スイング×3人の合計で争われ、2人目で登場すると全3スイングでスタンドインさせ、ナ・リーグに勝利をもたらし、MVPに選出された。
球宴MVPを手土産に本拠に戻ったシュワバー。この打席の2球目まではボールと見逃しストライクだったため、球宴から通じて「4スイング連発」のアーチとなった。