◆米大リーグ　ドジャース―ブルワーズ（１８日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３１）の次回先発が２１日（日本時間２２日）の本拠地ツインズ戦に決定した。１８日（同１９日）、後半戦初戦となる本拠地・ブルワーズ戦の試合前にロバーツ監督が発表した。

山本由伸投手は２２日（同２３日）になり、連日登板することになった。

　大谷はこれまで同様に短いイニングでの投球が想定され、２番手には右腕Ｄ・メイが指名された。

　大谷はこの日のブルワーズ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。２年連続のワールドシリーズ制覇、３年連続のＭＶＰ＆本塁打へ向けて、勝負の後半戦６５試合がスタートする。前半戦は９７試合のうち、父親リスト入りした４月の２試合を除く９５試合にスタメン出場。リーグ最多の３２本塁打を放ち、６０打点、打率２割７分６厘、１２盗塁の活躍を見せて投手でも５登板で防御率１・００と完全復活へ順調に前進し、チームも地区２位のパドレスに５・５ゲーム差で首位を走っている。１５日（同１６日）にはオールスターに出場して２打数１安打。２日間の休養を経て後半戦初戦に向かう。

　ブルワーズの先発は、クイン・プリースター投手（２４）。メジャー３年目で昨季までは２年連続３勝止まりだったが、今季はすでに１７登板（うち先発１２）で７勝２敗、防御率３・５５の成績を残し、一気にブレイクしている右腕だ。シンカー、スライダー、カットボールを中心にボールを動かすスタイルで、大谷は初対戦となる。

　これまでのメジャー７年間で球宴後初戦となる後半戦１試合目で本塁打を放ったことはない。

ブルワーズは７～９日（同８～１０日）に３連敗を喫した相手だが、３３号を放ってチームを勢いづかせたいところだ。

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