7月19日の福島3R・2歳未勝利戦(芝1800メートル=10頭立て)は、2番人気のアメテュストス(牡、美浦・加藤士津八厩舎、父サートゥルナーリア)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。12年のゲイムリーS・米G1を制したベルロワイヤルを祖母に持つ血統。
前半は後方8番手に構えて、じっくりとリズム重視で運んだ。3コーナー過ぎから馬群の外を回して前へ進出して、4角6番手から直線で脚を伸ばすと、最後は先に抜け出したラディアントスターとの首の上げ下げの大接戦を鼻差で制した。
大野拓弥騎手は「ちょっとまだ頼りないので、自分のペースでじっくり行こうと思っていました。リズム良く運べて、ワンターンより現状はコーナー4つのコースでしぶとさを生かす形がいいですね。うまくいきました」と、してやったりの表情だった。