7月19日に行われた福島競馬で出走した3歳馬が衝撃的な走りでデビューⅤを飾った。福島8R・3歳未勝利(芝2000メートル=16頭立て)を粗削りな内容で勝ったのは、荻野極騎手とコンビを組んだエテルニータ(牡3歳、美浦・稲垣幸雄厩舎、父イスラボニータ)。

経験馬相手に見せた驚きの勝ちっぷりにSNSも沸いている。

 初出走馬だったイスラボニータ産駒は単勝オッズが50・7倍の14番人気。発馬のタイミングが合わず後方から運ぶと、向こう正面では後ろから3頭目の位置取りに。3~4コーナーの中間地点で一度は最後方まで下がったが、そこからエンジンがかかると大外をまくって一気にスパートした。直線で外から一気に馬群を飲み込み、最後は流す余裕も見せて、1馬身3/4差の勝利を飾った。勝ち時計は2分2秒7(良)。

 同馬の母ジョリーザスターズは2014年の仏アルカナ社の1歳セールで購入されたシーザスターズ産駒。現役時代は5戦未勝利で繁殖入りした。産駒は中央でデビューした4頭目でようやく初勝利を手にした。

 粗削りなレース内容で初勝利を挙げたイスラボニータ産駒にSNSでは「一頭だけ飛んでるもん」「爆脚で突っ込んでくなよ」「ずっとオイオイオイオイ言ってしまったw」「初出走で見事だね」「この時期の未勝利戦レベル低すぎる」「1勝クラスも普通に勝てると思う」「すごい脚!」「4コーナーでまくってからの脚がすごかった」などのコメントが寄せられている。

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