★小倉2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=マサウッドテール

 昨年6月の小倉でデビューしたファインニードル産駒。短距離を中心に使われ、ダートも1度だけ起用されたが、ようやく前走で3着とめどの立つ競馬ができた。

 仕上指数は上向きでメンバー2位の数値を算出したが、激走馬にピックアップされた要因は「騎手が好調」と「上位騎手騎乗」の2点がどちらも鞍上にフォーカスしている。

 その鞍上は昨年以上のペースで勝ち星を積み重ねる2年目の高杉吏麒騎手。バイタルジョッキーに選ばれている点からも乗り替わりはプラスに働いたとみていい。

★函館6R・3歳未勝利の馬トク激走馬=スピリットサージ

 初戦は次走でフェアリーSを制したエリカエクスプレスから0秒4差の3着。2戦目ものちのG1馬から0秒8差の5着とハイレベルの相手に善戦してきた。

 休養を挟んだ前走は距離延長で15着と大敗を喫したが、再びリフレッシュ休暇を挟んだ今回は立て直した効果も十分。滞在で臨めるのもプラスに働く。

 今回は「前走頭数から期待大」と「距離変化で好転」の2点が激走馬に挙がったポイント。特に後者の距離に関しては、6ハロン戦への短縮が吉と出そうだ。

★福島12R・3歳上1勝クラスの馬トク激走馬=マテンロウブレイブ

 昨年10月に未勝利を突破したナダル産駒。現クラスでは初戦で3着に好走したものの、その後は掲示板に入るかどうかのレベルに落ち着いている。

 3か月半ぶりだった前走は6着。

久々の影響からか勝負どころでの反応も鈍く、最後はガス欠気味となったが、使った効果でパフォーマンスが向上するのは間違いない。

 激走馬に挙がった要因は「ペースメーク力が高い」と「このレースに向く体形」の2点。好走歴のある右回りに替われば前進必至とみていい。

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