福島11R・阿武隈ステークス・馬トク激走馬=イケイケドンドン

 前走の高砂特別の走りっぷりを高く評価したい一頭。4か月ぶりの実戦で、ひと叩きが必要なタイプと、陣営もそこまで強気ではなかったが、完全に癖をつかんでいる小沢騎手が積極的に運んで、先行押し切り。

切れる脚はないが、追ってバテない強みを最大限に生かした完勝劇だった。

 2勝クラスを2戦目でクリアは、現在の充実ぶりを物語る。中間もWコース、坂路を交え、力強いフットワーク。レースを使っての上昇度合いも大きそうだ。

 17戦中10戦で手綱を執る大野騎手へのチェンジもマイナスにならず、すんなり好位を取れそうな4番枠もいい。昇級戦でハンデ55キロ。持ち前の機動力を生かした粘り込みに注意。

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