リーグ連覇中のJ1神戸は19日、神戸市内のグラウンドで練習を行った。現在、チームはリーグ戦6試合負けなし(5勝1分け)。
16日の天皇杯3回戦・甲府戦(JITス、2〇1)から中3日。連戦となるが「しっかりリカバリーすることと、残っていたメンバーのコンディショニングを考えながら」と調整し、不安はない。日本代表で「E―1選手権」優勝に貢献したFW宮代大聖には「代表は代表のやり方がある。そこは彼自身も、全力で代表がやろうとしていることを献身的にやっていたと思う」と、初選出でのプレーぶりに言及。本隊に帰ってきた点取り屋に「やり方は違うのでミーティングでもしっかり共有しましたし、いつも通りの大聖のパフォーマンスが出せれば十分活躍してくれる」と、変わらない期待を寄せた。
現在、勝ち点43で2位につけている神戸は、次戦に勝利すれば今季初となる首位浮上の可能性もある。開幕直後はなかなか波に乗れず、10試合を終えた時点で順位は11位。今もFW大迫勇也、MF武藤嘉紀が離脱している中でも、やはり上位まで来た。それでも指揮官は「一戦一戦。最後にどこの順位にいるかはこだわりますけど、今は常に優勝を狙えるところにいなきゃいけないというくらい」と、泰然自若の姿勢を貫く。