◆第107回全国高校野球選手権兵庫大会▽4回戦 小野11―2網干=8回コールド=(19日・ウインク)

 小野が、網干を8回コールドでくだし、6年ぶりに5回戦へ駒を進めた。

 主将の本山翔投手(3年)が8回7安打2失点で完投。

打線は初回に1点を先制すると、2回1死満塁で本山の弟・侑和遊撃手(1年)の二ゴロの間に1点を追加した。7回1死満塁では、藤田篤志右翼手(1年)が2点二塁適時打。8回には藤田の兄・佑輔左翼手(3年)も2点適時打を放つなど、藤田兄弟で5打点と打線を盛り上げた。

 本山、藤田兄弟はともに2人で甲子園を目指せる最初で最後の大会。藤田佑は、「一緒にできるのはこの夏が最後なので、少しでも長く、1つでも多く勝って、一緒の時間を過ごして最高の夏にしたい」と意気込んだ。

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