◆JERAセ・リーグ 中日7―2DeNA(19日・バンテリンドーム)

 中日は打線が14安打7得点とつながりを見せて快勝を収め、2020年10月以来となる7連勝を飾った。

 2点を先制された直後の5回。

1死一塁から上林、細川の2連打で満塁とすると、ボスラーがジャクソンの141キロ変化球を中前に運ぶ2点適時打で試合を振り出しに戻した。3打席連続安打で来日初の猛打賞を記録する一打に「とにかく点を取ることだけ考えて打席に入った。結果を出すことができてよかった」と笑みがはじけた。

 同点の6回1死満塁では、細川が石田裕の146キロ直球に泳がされながらも、左前に運んだ。2点を呼び込む適時打で勝ち越しに成功。4―2の7回には、2死一、二塁から田中の左翼への適時二塁打でさらに2点を追加し、ダメ押しした。

 先発したマラーは、6回5安打2失点で今季3勝目を挙げた。5回に味方の失策も絡んで2点を失ったが、3回まではパーフェクト。今季最も失点している初回の立ち上がりをクリアし、試合をつくった。

 投打がかみ合い、今季ここまでチーム別最多の9敗を喫しているDeNAを攻略。最大11あった借金を4まで減らした。

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