◆第107回全国高校野球選手権千葉大会▽4回戦 市船橋7―2千葉明徳(19日・千葉県天台)
先発した市船橋・清水健士朗投手(3年)は自己最速タイの144キロの直球を軸に、6回2安打で2失点(自責0)。7三振を奪い「力量のあるボールを投げられた」と相手打線に的を絞らせなかった。
先発した光英VERITASとの2回戦(12日)では、3回途中3失点。3四球を与えるなど、制球が乱れた。「(体勢が)前に突っ込んでしまった事が多かったので、自分のフォームを見つめ直してきた。チームに迷惑かけないように、しっかり投げきる準備をしてきた」と同じ失敗は繰り返さなかった。
修正し、この日は好投したが「点数つけるとしたら20点」。計7死四球を与えた内容に納得がいかなかったようで、「今日もまだコースにばらつきがあるので」と先を見据えた。
市船橋はこの日登板しなかった両手投げエース・川崎耕司投手(3年)を筆頭に、最速140キロ超の投手が4人いる。清水健は「勢いあるストレートが自分の売り。そこに注目してほしい」とアピールした。
5回戦は西武台千葉と(22日・ゼットエーボールパーク)対戦する。「もう一度、帰ってブルペン入って修正していきたい」と次戦を見据えた。