健文トーレス「早いラウンドで決める」前日計量パス、キルギスで初開催…ＷＢＡ世界スーパーフライ級挑戦者決定戦
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◆プロボクシング　▽ＷＢＡ世界スーパーフライ級挑戦者決定戦１２回戦　暫定王者・デビッド・ヒメネス―同級１０位・健文トーレス（７月２０日、キルギス、ビシュケク・アリーナ）

　ＷＢＡ世界スーパーフライ級１０位・健文トーレス（３７）＝ＴＭＫ＝が１９日、７月２０日にキルギスのビシュケク・アリーナで行うＷＢＡ世界同級暫定王者デビッド・ヒメネス（３３）＝コスタリカ＝との同級挑戦者決定戦に向けた前日計量に臨み、健文は２００グラムアンダーの５１・９キロで、ヒメネスは５２・１キロでともにクリアした。

　勝てばＷＢＡ同級正規王者フェルナンド・マルティネス（３３）＝アルゼンチン＝への挑戦権を得る大一番となる。

健文は「コンディションは最高の状態に仕上がりました。早いラウンドで（試合を）決めにいきます」と意気込んだ。

　７年２か月ぶりの再起戦となった昨年５月、当時ＷＢＯ世界バンタム級１位だったレイマート・ガバリョ（フィリピン）を敵地で１回ＴＫＯで破る大金星を挙げ、世界ランクに復帰。同年８月、７年８か月ぶりに日本のリングに上がり、当時ＷＢＯ世界スーパーフライ級１位だったＫＪ・カタラジャ（フィリピン）に１０回判定勝ち。２戦連続で世界ランク１位を撃破し、挑戦者決定戦の切符をつかんだ。

　元ＷＢＣ世界ライトフライ級王者ヘルマン・トーレス（メキシコ）を父に持つ健文は、６月２７日にＫＡＹＡさんと結婚し、第一子となる娘・ららちゃんが生まれたばかり。父親となって初めて挑む試合で結果を残せるか。

　戦績は、健文が１５勝（１０ＫＯ）５敗、ヒメネスが１６勝（１１ＫＯ）１敗。

　試合はＡＢＥＭＡで２０日の１６時から無料生中継される予定。

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