昨年にNHK紅白歌合戦に初出場した5人組グループ「Da―iCE」のボーカル・花村想太擁する4人組バンド「Natural Lag(ナチュラル・ラグ)」が、21日に東京・NHKホールで初のベストアルバム「Turning Point」(2日発売)を引っさげたツアー最終公演を開催する。デビュー5周年を迎えた4人がファイナルを前に、スポーツ報知にコメントを寄せた。

 待ちに待った東京公演だ。ギターの福田智樹は「メンバー全員バチバチに準備万端なので、あとはラグズ(ファンの総称)のみんなと一緒に楽しむだけです! ぜひ楽しみに待っていてください!」と気持ちを高めている。

 ベスト盤には3曲の新曲を収録した。ドラムのLouis(ルイ)は「全員でゼロから意見を交わしながら作り上げた分、より一層バンドとしての一体感が感じられる仕上がりになった」。アルバム全体については「5年間で培ってきた音と言葉の全てを詰め込み、次のステージへと向かう決意と希望を刻んだ作品になりました」と語った。

 デビュー5周年を迎え、ベースのアベノブユキはバンドの大きな変化を告白。「作編曲に全員で取組むようになった。最初期は外部のアレンジャーに参加していただいていましたが、ここ数年はLouisくんを中心にアイデアを出し合って取り組むようになりました」

 花村は4人でしかつくれない未来を描く。「とにかく楽しく、長くやれる音楽にしたいです。もっともっといろいろな活動をメンバーがやっていくことで、個が強いバンドになりたいです。言霊を届けられる、音霊を届けられるバンドになれるように頑張りたい。今年も良い曲書くぞー!」と誓っていた。

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