◆陸上 ホクレン中長距離チャレンジ 最終戦(19日、網走市営陸上競技場)

 男子1万メートルA組は東京国際大のリチャード・エティーリ(3年)が27分37秒85で1着、日本人トップの3着は28分21秒79で近藤幸太郎(SGH)。実業団初戦に臨んだ平林清澄(ロジスティード)は28分25秒85で日本人2位の5着だった。

 新しい黄色のユニホームに身を包んだ平林は、序盤から海外選手に食らいつき、日本人トップでレースを展開。ラスト約200メートルで近藤に抜かれたが、湿度の高い悪条件の中でも力強く走り抜いた。

 昨年2月の大阪マラソンで2時間6分18秒の初マラソン日本最高記録(当時)を樹立し、昨シーズンは国学院大の主将として、チームを出雲駅伝、全日本大学駅伝優勝に導くなど活躍。今年の箱根駅伝では2区8位でチームは3位、同2月の別府大分毎日マラソンは2時間9分13秒で9位だった。

 実業団初戦となった今大会は、約5か月ぶりの復帰レースでもあった。

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